- かんこう
- I
かんこう【刊行】書籍・図画などを, 印刷して世に出すこと。 出版。II
「美術全集を~する」
かんこう【勘校】照らし合わせて誤りを正すこと。 また, 書物を校訂すること。 校勘。III「写本を~する」
かんこう【勘考】よく考えること。 思案。 思考。IV「工夫するも厭, ~するも厭で/肖像画(四迷)」
かんこう【勧工】工業を奨励すること。Vかんこう【咸興】朝鮮民主主義人民共和国の東部, 日本海に臨む港湾都市。 化学・金属・肥料工業が発達。 ハムフン。VIかんこう【完工】工事が完了すること。 竣工(シユンコウ)。⇔ 起工VIIかんこう【官公】国家と地方公共団体。VIIIかんこう【寛厚】寛大で温厚な・こと(さま)。IX「世の風習が~忠実にござつた/百一新論(周)」
かんこう【寛弘】年号(1004.7.20-1012.12.25)。 長保の後, 長和の前。 一条・三条天皇の代。Xかんこう【寛弘】心がひろい・こと(さま)。XI「~にして偏曲ならざる人/西国立志編(正直)」
かんこう【嵌工】象眼や, はめ木細工。 また, その職人。XIIかんこう【感光】物質が光をうけて化学的変化を起こすこと。XIII「フィルムが~する」
かんこう【慣行】しきたりとして行われていること。XIV「~に従う」「~を破る」
かんこう【敢行】危惧(キグ)・懸念を押し切って実行すること。 思い切って行うこと。XV「極点踏破を~する」
かんこう【桓公】(?-前643) 中国, 春秋時代の斉の君主。 名は小白。 鮑叔(ホウシユク)の推挙で管仲(カンチユウ)を用い, 春秋時代最初の覇者となった。XVIかんこう【款項】款と項。 予算・決算のまとめの単位。「~目」
〔現在の会計法では部が最大の細別で, 以下, 款・項・目・節の順に下位分類する。 旧会計法では, 款・項・目・節の順〕XVIIかんこう【漢口】中国, 湖北省武漢市の一地区。 もと独立の都市。 ハンコウ。→ 武漢XVIIIかんこう【漢江】(1)長江の支流。 中国, 陝西省南部の秦嶺山脈に源を発し, 南東流して湖北省に入り, 武漢で長江に合流。 漢水。 長さ1532キロメートル。 ハン-チアン。(2)朝鮮半島の中南部を流れる河川。 太白山脈に発し, 北西流してソウル郊外を流れ黄海に注ぐ。 長さ514キロメートル。 ハン-ガン。XIXかんこう【甘汞】塩化水銀{(1)}の別名。XXかんこう【箝口・鉗口】〔「けんこう(箝口)」の慣用読み〕(1)他人の言論を束縛すること。(2)口をつぐんでものを言わないこと。 緘口(カンコウ)。XXI「~結舌」
かんこう【緘口】「かんこう(箝口){(2)}」に同じ。XXIIかんこう【緩行】ゆっくり進むこと。 列車・電車が各駅に停車すること。XXIII「~電車」
かんこう【菅公】菅原道真(スガワラノミチザネ)の敬称。XXIVかんこう【観光】(1)他国・他郷を訪れ, 景色・風物・史跡などを見て歩くこと。「~客」「~バス」
(2)「観光繻子(ジユス)」の略。XXVかんこう【贛江】中国, 江西省中部を北流して鄱陽(ハヨウ)湖に入る河川。 長さ758キロメートル。 省南部と長江を結ぶ重要な水路。 贛水。 カン-チアン。XXVIかんこう【還幸】(1)天皇が行幸先から帰ること。 還御(カンギヨ)。「主上(シユジヨウ)隠岐国より~成つて/太平記 7」
(2)神が神幸先から帰ること。XXVIIかんこう【韓江】中国, 広東省東部にある河川。 福建省の長汀の北方に源を発し, 南流して汕頭付近で南シナ海に注ぐ。 長さ227キロメートル。 ハン-チアン。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.